たなか
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ホームページが成果につながらない理由とは?「作っただけ」を見直すポイントと改善対策を解説
ホームページを作ったのに、問い合わせがほとんど来ない。アクセス数が伸びている実感もない。そんな状況に心当たりはありませんか?
中には、改善しなければと思いつつ「何から手をつけるべきか分からない」という方も多いかもしれません。コツコツ続けることが大事だと頭では分かっていても、具体的な一歩が見えなければ動きようがありませんよね。
成果が出ないホームページの課題はさまざまですが、いくつかの共通するパターンがあります。今回の記事では、そんな「よくあるパターン」に焦点を当て、その概要と対策方法について解説します。
定期的なホームページのチェック項目や運用ルールもあわせて載せていますので、日々の運用のヒントにお役立てください。
定期的なホームページのチェック項目や運用ルールもあわせて載せていますので、日々の運用のヒントにお役立てください。
成果が出ないホームページに共通する4つの原因
そもそも、ホームページにおける「成果」とは何でしょうか。
一般的には、ページビュー数(見てもらえているか)と成約数(問い合わせ・購入などの行動につながっているか)の2つを指します。
つまり成果が出ないホームページとは「人が来ない」か「来ていても動きがない」か「その両方」と考えて良いでしょう。
ページビュー数や成約数が伸びない理由には、さまざまな理由が考えられますが、大きくわけて4つのパターンがあります。
一般的には、ページビュー数(見てもらえているか)と成約数(問い合わせ・購入などの行動につながっているか)の2つを指します。
つまり成果が出ないホームページとは「人が来ない」か「来ていても動きがない」か「その両方」と考えて良いでしょう。
ページビュー数や成約数が伸びない理由には、さまざまな理由が考えられますが、大きくわけて4つのパターンがあります。
1.ホームページの目標が決まっていない
まずは根本的な問題ですが「何のためにホームページを運用しているのか決まっていない」というケースです。
「売上を何円上げたい」「問い合わせの数を何件獲得したい」という明確な目標がないまま運用していると、ターゲットを決めることもできず、何を改善すればいいかも分かりません。アクセス数を見ても多いのか少ないのか判断できず、やがて放置してしまいがちになるパターンが多いです。
「売上を何円上げたい」「問い合わせの数を何件獲得したい」という明確な目標がないまま運用していると、ターゲットを決めることもできず、何を改善すればいいかも分かりません。アクセス数を見ても多いのか少ないのか判断できず、やがて放置してしまいがちになるパターンが多いです。
たとえば月に500人がサイトを訪れていても、そのうち何人が問い合わせページにたどり着いているかを把握していなければ、どこを改善していいのかわかりません。
アクセスはあるのに問い合わせが来ないのか、そもそもアクセスが少ないのか。この2つでは取るべき対策も異なってきます。まずは「ホームページを使ってどんな目標をクリアしたいのか」を考えることが大切です。
2.更新が止まっている
2つめは「ホームページの更新が止まってしまっている」ことです。ホームページの更新が止まっていると、2つの面でマイナスに働きます。
①訪問者への印象
お知らせ欄の最終更新が1年以上前だと「この会社はまだやっているのかな」と初めてサイトを訪れるユーザーに不安を与える原因になります。2回目以降の訪問者であっても、サイトが前回と何も変わっていなければすぐに離脱してしまうでしょう。また、営業時間や料金など、掲載している情報が古いままだと「ちゃんとしていない会社かもしれない」という不信感にもつながります。
お知らせ欄の最終更新が1年以上前だと「この会社はまだやっているのかな」と初めてサイトを訪れるユーザーに不安を与える原因になります。2回目以降の訪問者であっても、サイトが前回と何も変わっていなければすぐに離脱してしまうでしょう。また、営業時間や料金など、掲載している情報が古いままだと「ちゃんとしていない会社かもしれない」という不信感にもつながります。
②検索エンジンからの評価
Googleは検索順位を決める仕組みの1つとして、「フレッシュネスシステム」を採用しています。
これは、検索キーワードの内容に応じて、より新しい情報を優先的に表示するための仕組みです。キーワードによっては、新しい情報が優先されるため、定期的な更新は検索結果で有利に働く場合があります。逆に、更新がまったくされていないホームページだと、ウェブサイト運用や広告に力を入れている競合に対して劣勢となり、すぐに埋もれてしまうでしょう。
Googleは検索順位を決める仕組みの1つとして、「フレッシュネスシステム」を採用しています。
これは、検索キーワードの内容に応じて、より新しい情報を優先的に表示するための仕組みです。キーワードによっては、新しい情報が優先されるため、定期的な更新は検索結果で有利に働く場合があります。逆に、更新がまったくされていないホームページだと、ウェブサイト運用や広告に力を入れている競合に対して劣勢となり、すぐに埋もれてしまうでしょう。
3.動線設計が弱くサイトが分かりづらい
3つめは、ホームページに訪問者が来ても、問い合わせ方法や購入方法が分かりづらい設計になっており、そのまま離脱してしまうパターンです。
せっかく製品やサービスに興味を持って訪問しているユーザーがいるのに、成果に繋げられていないという「もったいない」ケースと言えるでしょう。
せっかく製品やサービスに興味を持って訪問しているユーザーがいるのに、成果に繋げられていないという「もったいない」ケースと言えるでしょう。
特に注意したいのがスマートフォンでのホームページの見え方です。
近年では、ホームページはパソコンでの閲覧よりスマートフォンでの閲覧の方が多くなっています。パソコンでは目立つ位置にあったボタンやリンクも、スマートフォンの画面では見つけにくくなっている場合などがあるため、さまざまなデバイスで見た時に等しく分かりやすい構成であることが大切です。
4.ページの表示速度が遅い
表示が遅い・動きが重いホームページは、どんなに良いサービスやコンテンツを提供していても、その成果が出る前に訪問者が離れてしまいます。
Googleの調査では、ページの読み込みが1秒から3秒に延びるだけで離脱する確率が32%高まるとされています。さらに、モバイルユーザーの半数以上は、表示に3秒以上かかるページを待たずに離れるというデータもあります。
どんなにホームページを改善しても、表示される前に離脱されてしまっては意味がありません。スマートフォンからの閲覧が増加している今、4つの原因の中でもまず手始めに改善の着手をするべきものでしょう。
具体的な改善策
原因が分かったところで、次は具体的な改善策について見ていきましょう。
ここでは着手しやすい順に、4つの改善策を紹介します。すべてを一度に直す必要はありません。ホームページの状況に合わせて、できるところから一つずつ対応していくことが大切です。
ここでは着手しやすい順に、4つの改善策を紹介します。すべてを一度に直す必要はありません。ホームページの状況に合わせて、できるところから一つずつ対応していくことが大切です。
1.表示速度を改善しよう
PageSpeed Insightsは、Googleが無料で提供しているWebページの読み込み速度を診断するツールです。まずはこのツールで自社サイトの表示速度を測定してみましょう。URLを入力するだけでスコアと改善点が表示されます。スコアは色分けされており、一目で深刻度が分かります。
スコアが90〜100点(緑)は現状維持で問題ありません。それ以下の場合は改善の余地ありです。特にスコアが0〜49点(赤)の場合はサイトの読み込み速度が訪問者の離脱に直結している可能性が高いため、早急に改善対策を検討しましょう。
スコアが90〜100点(緑)は現状維持で問題ありません。それ以下の場合は改善の余地ありです。特にスコアが0〜49点(赤)の場合はサイトの読み込み速度が訪問者の離脱に直結している可能性が高いため、早急に改善対策を検討しましょう。
<具体的な改善策>
1. 画像の軽量化
サイズの大きな画像ファイルは、表示を遅くする最大の原因です。撮影したままの写真をそのまま掲載していないでしょうか。WebPという形式に変換したり、表示サイズに合わせて圧縮したりするだけで、読み込み時間は大幅に縮まります。画像を軽量化するサービスとしてはSquooshや、 TinyPNGが定番です。どちらも無料でブラウザ上で使えます。
2. 不要なスクリプトやプラグインの整理
アクセス解析ツールやSNS連携ボタンなど、ホームページにはさまざまなプログラムが埋め込まれています。導入したものの今は使っていない機能がそのまま残り、ページを重くしているケースもあります。WordpressなどのCMSを使用している場合は、不要なプラグインが遅延の影響になっていることも。制作会社に相談して不要なものがないか確認してもらいましょう。
3. サーバーの見直し
サーバーの処理速度が遅いことも、よくある原因のひとつです。特に長い間同じサーバー会社の同じプランを利用している企業に多くみられます。「色々試してみたけど改善しない」という方は、一度サーバーの契約状況を確認し、必要に応じてプラン変更も検討してみましょう。
2.ホームページの動線設計を見直そう
次は「ホームページの動線設計の見直し」です。
まずはスマートフォンで自社のサイトを開き「初めて訪れたお客様になったつもりで、問い合わせまでたどり着けるか」を試してみてください。
トップページ → サービス紹介 → 問い合わせフォームまで、迷わず3タップ以内で到達できれば概ね問題ないサイト設計であると言えるでしょう。
ホームページの動線設計はユーザーの目線に立つことが何よりも大切です。
まずはスマートフォンで自社のサイトを開き「初めて訪れたお客様になったつもりで、問い合わせまでたどり着けるか」を試してみてください。
トップページ → サービス紹介 → 問い合わせフォームまで、迷わず3タップ以内で到達できれば概ね問題ないサイト設計であると言えるでしょう。
ホームページの動線設計はユーザーの目線に立つことが何よりも大切です。
<具体的な改善策>
1.迷わない位置に問い合わせリンクを設置する
ユーザーが迷わないよう、ヘッダーまたはフッターに「お問い合わせ」ボタンを固定表示しましょう。スマートフォンでは画面下部に固定バナーとして出すのも有効です。
ユーザーが迷わないよう、ヘッダーまたはフッターに「お問い合わせ」ボタンを固定表示しましょう。スマートフォンでは画面下部に固定バナーとして出すのも有効です。
2.電話番号がタップできるようにする
スマートフォンユーザーはその場で電話したいケースが多いので、電話番号はタップで発信できるテキストリンク(tel:リンク)に変更すると良いでしょう。
3.「コール・トゥ・アクション(CTA)」を設置する
CTAとは「行動喚起」という意味で、ユーザーに次にとってほしいアクション(問い合わせ、資料請求、購入など)をボタンやバナーなどで明確に示すことです。CTAをホームページの適切な位置に設置することで、ユーザーは次のアクションが取りやすくなり、成約率のアップが期待できます。
4.問い合わせフォームの項目を見直す
問い合わせフォームは項目が多いほどユーザーの負担が増え、途中離脱が増える傾向にあります。「本当に必要な項目かどうか」を一度見直してみて、不要な項目(なくても問題ない項目)を整理することで、ユーザーが問い合わせをしやすい環境を整えましょう。
関連記事:集客しても反応がない?それ、ホームページの“接客”が原因かもしれません
問い合わせフォームは項目が多いほどユーザーの負担が増え、途中離脱が増える傾向にあります。「本当に必要な項目かどうか」を一度見直してみて、不要な項目(なくても問題ない項目)を整理することで、ユーザーが問い合わせをしやすい環境を整えましょう。
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3.情報発信を定期的に行おう
次は「定期的な情報発信」です。「お知らせ」や「ブログ」などで自社の最新情報を定期的に発信しましょう。
いきなり毎日更新する必要はありません。まずは月に1〜2回程度から始めて、自社にとって無理のないペースを見極めてください。
<具体的な発信内容例>
いきなり毎日更新する必要はありません。まずは月に1〜2回程度から始めて、自社にとって無理のないペースを見極めてください。
<具体的な発信内容例>
・新しい取引先やプロジェクトの実績を紹介する
・サービス内容や料金変更のお知らせをする
・お客様から実際に聞かれた質問を「よくある質問」として紹介する
・業界の話題や自社のノウハウをブログやコラムで発信する
なかでも、お客様から寄せられた質問をそのままコンテンツにする方法は、ネタ切れになりにくく続けやすいのでおすすめです。
「納品までどのくらいかかりますか?」「初めてでも大丈夫ですか?」など、実際に聞かれた言葉をそのままタイトルや見出しに使うことで、同じ疑問を持って検索する見込み客にも届きやすくなります。無理なく続けられるペースを決めて、止めないことが何より大切です。
関連記事:なぜ中小企業にブログが必要?オウンドメディア活用で集客につなげる方法を解説
「納品までどのくらいかかりますか?」「初めてでも大丈夫ですか?」など、実際に聞かれた言葉をそのままタイトルや見出しに使うことで、同じ疑問を持って検索する見込み客にも届きやすくなります。無理なく続けられるペースを決めて、止めないことが何より大切です。
関連記事:なぜ中小企業にブログが必要?オウンドメディア活用で集客につなげる方法を解説
4.成果目標を設定しよう
最後は「目標の設定」です。ホームページの運用を通してどんなことを達成したいのか、明確な目標を作りましょう。
目標を設定することは、すぐに成果として現れるわけではありませんが、長期的なホームページの運用においてはとても重要な要素です。まずはシンプルな目標を1つ決めるところから始めましょう。
目標を設定することは、すぐに成果として現れるわけではありませんが、長期的なホームページの運用においてはとても重要な要素です。まずはシンプルな目標を1つ決めるところから始めましょう。
<具体的な目標設定例>
2.BtoC(個人向けサービス・店舗ビジネス)
3.ECサイト
問い合わせ数よりも、商品ページの閲覧数やカートへの追加率を指標にする方が実態に合いやすいです。
1.BtoB(法人向けサービス)
問い合わせ数や資料請求数を指標にすることが多いです。まずは現状の数値を把握し「先月よりプラス何件」を目標にするのが現実的です。
2.BtoC(個人向けサービス・店舗ビジネス)
こちらも問い合わせ数や予約数を指標にすることが一般的です。電話での問い合わせがある場合は、電話経由の反応も含めて把握することが大切です。
問い合わせ数よりも、商品ページの閲覧数やカートへの追加率を指標にする方が実態に合いやすいです。
最初から完璧な目標を立てる必要はありません。仮の数字でも1つあるだけで、その数字を基準に「良いのか悪いのか」が判断でき、改善すべきことが見えてきます。
また、目標が設定できたらアクセス解析も合わせて行うようにしてください。Googleが無料で提供しているGoogleアナリティクス(GA4)を使えば、サイトの訪問者数や滞在時間、離脱率などを数値として確認することができます。
こうした定量的なデータをもとに改善を繰り返していくことで、少しずつでもホームページを改善につなげていくことができます。
関連記事:GA4活用術!SNS広告で反応がない時の改善方法解説
こうした定量的なデータをもとに改善を繰り返していくことで、少しずつでもホームページを改善につなげていくことができます。
関連記事:GA4活用術!SNS広告で反応がない時の改善方法解説
月に1回のセルフチェックリスト
4つの原因と改善策をお伝えしましたが、全部を一度にやるのは難しいという方も多いと思います。改善を続けるために大切なのは、更新のペースを決めること、担当者を決めること、そして月に1回のチェックを習慣にすることです。
担当者が毎月確認する項目をまとめました。上から順にチェックしていくだけで、放置状態に気づけます。
コンテンツの鮮度
◻︎お知らせや実績の最終更新日が1か月以上前になっていないか
◻︎掲載中のサービス内容や料金に変更はないか
◻︎会社概要の住所・電話番号・営業時間が最新か
導線と動作
◻︎迷わず問合せフォームや注文ボタンに到達できるか
◻︎迷わず問合せフォームや注文ボタンに到達できるか
◻︎問い合わせフォームが正常に動作するか
◻︎電話番号リンクがスマホで正しく発信できるか
◻︎サイト内にリンク切れがないか
表示速度と見え方
◻︎スマホで表示に3秒以上かかっていないか
◻︎画像が極端に大きいまま表示されていないか
◻︎PageSpeed Insightsのスコアが前月から大きく下がっていないか
まとめ
本記事では成果が出ないホームページに共通するパターンと具体的な対策方法について解説しました。
◾️成果が出ない4つの原因と改善策まとめ
・シンプルな成果目標を1つ設定し、Googleアナリティクスで定期的に計測する
・まずは月1〜2回、お知らせや実績、よくある質問などを定期的に更新する
・ユーザー目線でサイトの動線を確認し、使いにくい部分がないか確認する
・PageSpeed Insightsで表示速度のスコアを確認し、画像の軽量化から着手する
大切なのは、完璧を目指すことではなく「今日できる一歩」を踏み出すこと。まずはこの記事のチェックリストを今月から試してみてください。
もちろん、ホームページが持っている問題はこれだけではありません。
中には「これらすべてを試してみたけど全然改善しない」という方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は専門家に依頼して原因を探るのが一番適切です。
そのためにも、まずは自身のホームページを一度見直してみましょう。
もちろん、ホームページが持っている問題はこれだけではありません。
中には「これらすべてを試してみたけど全然改善しない」という方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は専門家に依頼して原因を探るのが一番適切です。
そのためにも、まずは自身のホームページを一度見直してみましょう。
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たなか自社サイトの課題がつかめない、どこから手をつけるべきか迷っている、そんなときは私たちズコーデザインにお気軽にご相談ください。現状の確認から改善の優先順位まで、一緒に整理するところからお手伝いします。