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ホームページは「最初の一画面」で決まる?ファーストビューを改善する3つのポイントを解説!

ホームページを作り込んだのに、お問い合わせなどの成果につながらない。ページの中身を読んでもらえていない気がする。そんなときに見直したいのがページの「入り口」です。
 
ページを開いて最初に目に入る範囲、いわゆる「ファーストビュー」の印象が弱いと、その先を見てもらいにくくなります。
 
この記事では、ファーストビューで離脱を防ぐために見直したい3つのポイントを、制作と運用の両面から解説します。

ファーストビューが変わるだけで、ホームページの印象が変わり、大きく改善することもあります。ご自身のホームページを見直してみて「魅力が伝わるファーストビューとは何か?」を一緒に考えてみましょう!

「ファーストビュー」って何?

ファーストビューとは、ページを開いたときにスクロールしなくても見える範囲のことです。パソコンとスマートフォンでは画面サイズが異なるため、見える範囲も変わりますが、いずれにしても「最初の一画面」がユーザーの第一印象を決めます。
 
◾️ファーストビューの「5秒の壁」
ユーザーがページを開いてから、そのまま読み進めるか離脱するかを判断するまでの時間は、わずか5秒といわれています。
この短い時間のあいだに、ユーザーは無意識に3つのことを見極めようとしています。
 
・ここは自分に関係のあるサイトか?
自分の知りたいことや、悩みを解決してくれるサイトかどうか
 
・何を提供しているのか?
この会社(サービス)がどんなものなのか、何のサイトなのか
 
・次にどこを見ればいいのか?
詳しく知りたいと思ったとき、スクロールすべきか、ボタンをクリックすべきか、迷わず次のアクションに移れるか
 
この3つの問いに対して、ファーストビューが明確な答えを返せなければ、ユーザーは「ここじゃない」と判断してページを閉じてしまうでしょう。
つまり、ファーストビューは単なる「見た目の印象」ではなく、ユーザーが読み進める理由をつくる場所です。だからこそ、ユーザーの視点に立ってホームページの要素を一つひとつ見直すことがとても重要になります。

1.メインビジュアルでサイトのイメージを明確にしよう

ファーストビューの役割は、訪問者に「ここは自分のためのページだ」と感じてもらうことです。そのためには、まず「誰に向けたページなのか」をはっきりさせる必要があります。ターゲットが曖昧なままだと、写真もコピーも「なんとなく」になり、結果として誰にも刺さらないファーストビューになってしまいます。

サイトのイメージが伝わる画像を入れる

ファーストビューの中でも、もっとも目を引く部分が「メインビジュアル」です。これは、主にホームページのトップページ上部に配置されるイメージ画像で、文字情報よりも先に目に入り、サイトの印象を決定づける部分です。そのため、メインビジュアルで大切なことは「このサイトは誰に向けた何のためのサイトなのか」が一目でユーザーに伝わることです。

どんなビジュアルがホームページのメインビジュアルに相応しいかは、ホームページの目的によって変わります。
たとえば、飲食店なら料理や店内の雰囲気が伝わる写真を使用して「行ってみたい」と思わせることが大切ですし、工務店やリフォーム会社なら施工事例のビフォーアフターで技術力を見せるのが効果的です。
 
メインビジュアルの正解は単に「見栄えが良い」だけではなく、「ターゲットに次の行動を起こしてもらえるかどうか」を念頭に決めることが大切です。

関心をつなぐキャッチコピーを作る

メインビジュアルの画像と合わせて考えたいのが「キャッチコピー」です。キャッチコピーは言葉で「誰のためのページか」を伝える役割を担います。
一般的にホームページのキャッチコピーは、大きく2つのタイプに分けられます。
 
・イメージコピー
企業やブランドの世界観を短い言葉で印象づけるタイプのコピーです。
たとえば「そうだ 京都、行こう。」(JR東海)や「お、ねだん以上。」(ニトリ)のように、商品やサービスを直接売り込むのではなく、ブランドの雰囲気や価値観を感覚的に伝えます。

セールスコピー
読んだ人に問い合わせや購入といった具体的な行動を起こしてもらうことを目的としたコピーです。
読み手の悩みに語りかけたり、数字や実績を使って具体的なメリットを示したりすることで、「自分に関係がある」と感じてもらい、次のアクションにつなげます。ランディングページなど、成果に直結させたいページではこちらがより効果的でしょう。
 
どちらのコピーが適しているかは、やはりホームページの目的やターゲットによって変わります。
自社のページにどんなユーザーが来ているかを考えたうえで、コピーの方向性をメインビジュアルとセットで決めるのが良いでしょう。

2.次の行動を迷わない導線を設計しよう

ファーストビューで「自分に関係がありそうだ」と感じてもらえたとしても、次に何をすればいいかがわからなければ、ユーザーはそこで手が止まってしまいます。ファーストビューには、「次の一歩」を自然に踏み出せる導線を用意しておくことが大切です。

CTA(行動を促すボタン)を置く

CTAとは「Call To Action」の略で、「お問い合わせはこちら」「無料相談を予約する」「施工事例を見る」のような、ユーザーに次のアクションを促すボタンやリンクのことです。
 
ファーストビューにCTAがあるかないかで、ページ全体の成果が変わることは少なくありません。「もう少し読んでから」と思うユーザーにはスクロールしてもらえばよいですが、すでに行動する気持ちがあるユーザーには、最初の画面でそのまま動ける手段を見せておくのが効果的です。
 
CTAを設置するときに意識したいポイントは3つあります。
 
・ボタンの文言は具体的にする
「こちら」よりも「無料で相談する」「施工事例を見る」のように、押した先で何が起きるかが伝わる言葉にすると、クリックされやすくなります
 
・目立つ位置と色にする
メインビジュアルに埋もれないよう、背景とコントラストのある色を使い、視線が自然に向かう位置に配置するのがポイントです
 
・数は絞る
選択肢が多すぎると迷いが生まれます。ファーストビュー内のCTAは1つ、多くても2つまでに絞るのがおすすめです

スクロールを促す工夫も忘れずに

CTAだけでなく、「この先に詳しい情報がある」と感じさせるレイアウトも大切です。たとえば、ファーストビューの下端にコンテンツの一部がちらっと見えるようにしたり、セクション見出しを少しだけのぞかせたりすることで、「もう少し読んでみよう」という気持ちを引き出せます。
 
ファーストビューは「ゴール」ではなく「入り口」です。ユーザーがスムーズにページの中へ進んでいけるように、導線を意識して設計してみてください。

3.表示速度とスマホ最適化を考えよう

せっかくターゲットに合った写真やコピーを用意し適切な導線を設計しても、ページの表示が遅かったり、スマートフォンで見たときにレイアウトが崩れていたりすれば、その工夫は届く前に台無しになってしまいます。

表示速度が遅いと、見てもらう前に離脱される

特にスマートフォンでは、表示に時間がかかるほど「戻る」ボタンを押される確率が上がるとされています。
 
Googleはページの読み込み体験を測る指標として、Core Web Vitals(コアウェブバイタル)というものを設けています。そのなかのLCP(Largest Contentful Paint)は、「ページ内で一番大きな要素が表示されるまでの時間」を計測するもので、2.5秒以内が合格ラインとされています。ファーストビューに大きなメインビジュアルを使っている場合、その画像の読み込みが遅いとLCPが悪化し、ユーザーの離脱にも直結します。
 
画像の軽量化は制作会社に相談するのが確実ですが、知っておくと打ち合わせがスムーズになるポイントをいくつかご紹介します。
 
・画像形式の見直し
従来のJPEGやPNGに代わり、WebP(ウェッピー)AVIF(エーブイアイエフ)という新しい形式を使うと、画質を保ちながらファイルサイズを大幅に減らせます
 
・画像サイズの適正化
実際に表示されるサイズよりも大きな画像を使っていると、読み込みが重くなります。
使用する画像サイズも確認してみましょう。

スマホでの見え方を必ず確認する

現在、多くの業種でスマートフォンからのアクセスが過半数を占めています。パソコンで見て整っていても、スマホで確認すると思わぬ問題が起きていることは珍しくありません。
 
・メインビジュアルの被写体が画面からはみ出している、または切れている
 
・キャッチコピーの文字が小さすぎて読めない、改行位置がおかしくなっている
 
・CTAボタンがファーストビューの範囲外に押し出されている
 
こうした問題は、レスポンシブデザイン(画面サイズに応じてレイアウトを自動調整する仕組み)で対応するのが基本です。できればパソコン用とスマホ用でメインビジュアルを別に用意するのが理想ですが、難しい場合は被写体を中央に寄せてトリミングするだけでもかなり改善されます。
 
表示速度とスマホ対応は、ファーストビューの「中身」を届けるための土台です。まずは自社のページをスマートフォンで開いて、「最初の一画面」がどう見えているかをチェックしてみてください。

改善したら、GA4で効果を確認しよう

ファーストビューを改善したら、その効果を数字で確認することが大切です。Googleアナリティクス(GA4)で注目したい指標は、主に3つあります。
 
・スクロール率
ページをどこまで読んでもらえているか。ファーストビューの改善が効いていれば、スクロールする人の割合が増えるはずです
 
・直帰率(エンゲージメントのない訪問)
ページを開いてすぐ離脱した人の割合。この数値が下がっていれば、ファーストビューで「読み進めたい」と思わせることができた証拠です
 
・コンバージョン(お問い合わせなど)
最終的な成果指標。ファーストビューの改善は直接的な効果が見えにくいこともありますが、スクロール率や直帰率の改善を経て、徐々に数値に現れてきます
 
GA4の「ページとスクリーン」レポートで対象ページを絞り込めば、改善前後の比較がしやすくなります。

まとめ

今回は、ファーストビューで離脱を防ぐために見直したいポイントを、制作と運用の両面から解説しました。
 
ファーストビューはホームページの顔とも言える部分です。ファーストビューを改善するだけで、ホームページの印象や成果は大きく変わることもあります。
また、ファーストビューを整えることで、ホームページの他の箇所の課題に気がつき、改善の手がかりになることもあります。

また、ファーストビューの改善は、ホームページ全体のリニューアルに比べると、特別なコストをかけなくても取り組めることが多いです。
まずは自社のページをスマートフォンで開いて、「最初の一画面」を見直すところから始めてみてください。
  • たなか
    たなか
    「自社のファーストビューを見直したいけど、何から手をつければいいかわからない」「どこに課題があるのか一緒に考えて欲しい」という方は、お気軽にズコーデザインまでご相談ください。写真撮影からページの構成、表示速度の改善まで、まとめてお手伝いできます。

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