たなか
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【初心者向け】はじめてのホームページ制作、何から始める?準備のポイントをわかりやすく解説!

目次
「ホームページ制作って専門用語も多いし、何から始めればいいかわからない…」という方は多いのではないでしょうか?
そんな方に向けて、ホームページの新規制作をスムーズに進めるための事前準備についてご説明します。
この記事では、ホームページ制作を始める前の準備に加え、近年ニーズが高まっているGoogle広告(特にP-MAXなどの自動化広告)を活用するための視点も交えて解説します。
1. ホームページの「目的」をはっきりさせる

まず最初に考えるべきことは「ホームページを作る目的」です。
・集客が目的:お問い合わせや資料請求を増やしたい
・認知向上が目的:自社サービスを広く知ってもらいたい
・求人が目的:採用情報や社風を掲載したい
・企業としての信頼性向上:HPを持つことで信頼性を高めたい
上記のような目的によって、サイト構成・デザイン・文章のトーンまで大きく変わります。
2. ターゲット(閲覧者像)を明確にする

次に大切なのがターゲット設定です。
「誰に向けて」ホームページを作るのかを明確にすることで、サイトの方向性がブレません。
・年齢・性別・地域
・どんな悩み・ニーズを持っているか
・スマホで見るのかパソコンで見るのか
・企業向けか、一般消費者向けか
ターゲットはできるだけ具体的に、「実在の誰か」くらいまで特定しても構いません。
その人が明確になれば、デザインや使いやすさの方針も自然と決まっていきます。
3. 掲載する情報を整理する

制作前に「何を載せたいか」を整理し、サイトマップを作成しておくと打ち合わせがスムーズになります。
例:想定されるページ構成
・トップページ:メイン写真/キャッチコピー/サービス内容/お知らせ/アクセス
・コンセプトページ:ご挨拶、製品への想い、今後のビジョン
・サービス紹介・料金案内:サービス一覧、詳細、料金など
・よくある質問
・お知らせ(ニュース)
・会社概要:企業情報/沿革/アクセス
・お問い合わせフォーム
複数の制作会社に相見積もりを取る場合にも、ページ数を決めておくことで価格差が比較しやすくなります。
4. 競合サイトを調査する
自社で検索されたいキーワードを実際に検索し、上位表示されている競合サイトを確認しましょう。
同業他社のサイトを参考にすることで、自社サイトの方向性を明確にできます。
チェックポイント
・デザインや構成
・どんな訴求でPRしているか
・価格帯やサービス内容
・自社にない強み、あるいは自社の優位点
競合調査は、差別化ポイントを見つけるきっかけになります。
もし競合が価格やサービス面で優位な場合は、自社の提供内容の見直しが必要かもしれません。
5. デザインの参考サイトを探す

作りたいホームページのイメージに近い参考サイトを探しておきましょう。
「ホームページ デザイン 参考」などで検索すると、豊富な事例を集めたリンク集サイトが見つかります。
その中から、ターゲットや訴求内容が近いサイトをピックアップし、「このようなサイトにしたい!」と思ったらURLをメモしておきましょう。
参考サイトがあることで、デザイン担当者とのイメージ共有がスムーズになります。
6. ロゴ・写真・ドメインなどの用意
ロゴデータ
AIやPNG形式のロゴデータがあれば用意しましょう。
ロゴがない場合でも、制作会社によっては一からデザインしてくれることもあります。イメージを伝えられるようにしておくと良いでしょう。
写真データ
商品・サービス・建物・社長・スタッフなどの写真があると、ホームページの信頼性が高まります。
フリー素材は便利ですが、使いすぎると「どこかで見た」印象を与えてしまうため、可能であればオリジナル写真を使用しましょう。制作会社によっては提携のカメラマンを手配してくれる場合もあります。
ドメイン(URL)
ホームページのアドレスとして使用する「ドメイン」は、お名前.comやムームードメインなどで取得できます。
ブランド名やサービス名がわかりやすく含まれていると効果的です。
※既存の印刷物があるとスムーズです
名刺やパンフレットなど、すでにある印刷物があると会社のイメージを共有しやすく、デザインの指針にもなります。
7. SEO(検索エンジン最適化)への意識も忘れずに

いくら良いホームページが完成しても、見てもらえなければ意味がありません。
「どんな検索語句」で検索されるかをあらかじめ想定しておくことが大切です。
同じ社名・サービス名が存在する場合には、検索語句の工夫も必要になります。
SEOの基本準備
・想定される検索語句をリストアップ
・タイトルや説明に検索語句を入れる
・各ページに自然な形で検索語句を使用する
・無関係な情報を掲載しない(※後述のP-MAX広告とも関連)
8. Google広告(P-MAXなど)の活用を視野に入れる
新しく作ったホームページが検索結果に反映されるまで、少なくとも1ヶ月はかかります。
特に競合が多い場合、1ページ目に表示させるのは容易ではありません。
その補完策として活用したいのが、Googleなどのリスティング広告です。
近年注目されているのが「Google広告のP-MAX(パフォーマンス最大化キャンペーン)」です。
これは、サイトのURLを読み込ませるだけで、自動的に検索ワードや画像を生成・選定して広告が配信される仕組みです。AIがサイト情報を学習するため、サイト内に無関係な情報が多かったり、外部サイトが混在している場合、誤ったキーワードに対して広告が表示されるリスクがあります。
そのため、サイト構成や掲載情報の設計段階からP-MAX広告を意識しておくと、広告効果が高まり、スムーズな運用が可能になります。
他にも広告については詳しく掲載した記事がありますので、興味のある方はご覧ください。
勿体無い広告からの脱却~2025春~
まとめ:目的・ターゲット・集客まで一貫した準備を!
ただ作るのではなく、検索結果への表示や広告による集客までを見据えた設計をしておくことで、制作費以上の成果を得ることも可能になります。