たなか
BLOG
勿体無いWEB広告からの脱却〜2025年春〜
「検索の広告してるけど反応が弱い」「昔はインスタ広告効果あったのに最近は微妙」こんな声をホームページリニューアルのミーティングでよく耳にします。
最近はGoogleもmetaも広告にAIを活用していて以前と大きく変わってきていますので、新しい仕様や機能を理解していないと勿体無い事になってきています。
最近はGoogleもmetaも広告にAIを活用していて以前と大きく変わってきていますので、新しい仕様や機能を理解していないと勿体無い事になってきています。
この記事では、2025年現在の「Web集客の今」と「これからやるべきこと」を、わかりやすく整理してご紹介します。ご覧いただきながら自社のオンラインでの集客が「勿体ない」事になっていないか、改めて見直してみてください。
リスティング広告×リマーケティング広告はデータ蓄積のために今すぐ!

リスティング広告(検索連動型広告)は、やはり効果の高い王道の手法です。ただ中身は大きく変わってきておりますので、昔のイメージのまま放置している、もしくは昔からの付き合いの広告代理店等に任せっきりにしているが、最近は効果が出なくなってきかったから辞めようと思う、、といった方は絶対に再度検討してみてください。
何故かと言うと、Google広告はかなりAI化が進み、以前より効果的に広告を必要としている人に表示・クリックしてもらえるように改善されているからです。
ひとまず騙されたと思って「指名検索=会社名や屋号やサービス・商品名そのままの検索」での広告だけでも少額で始めてみてください。
「指名検索→広告クリック→サイト訪問」 この流れだけでも作っておけば、どんなユーザーが御社のサイトに興味を持って訪問しているかのデータが蓄積されます。
2〜3ヶ月指名広告を表示させてみて、ある程度データが溜まったら、次はリマーケティング広告を使ってみましょう。リマーケティング広告は一度サイトを訪問したユーザーにバナーなどを表示させて再訪問を促すための広告です。設定すれば一度訪問した事があるユーザーにPRできて、しかも比較的費用も安いので、費用対効果の高い広告になります。
ポイント
最近は競合サイトが御社のサイトの屋号でリスティング広告を出していることも多いので、対策として「指名検索広告」を始めるべきかと思います。リマーケティング広告は何パターンかバナーを用意してクリックの回数を計測しておきましょう。
2. P-MAXキャンペーンは謳っているほど万能じゃないけどハマれば強い

Googleの「P-MAX(パフォーマンスマックス)」は、AIが自動で広告配信を最適化してくれる新世代のキャンペーン!広告運用にリソースを割けない企業や、CVポイントが明確な業種には効果絶大!と謳われています。
とは言え、そんなに万能な広告があるわけもなく、上手に活用していく必要はあります。先ほどの指名検索→リマーケティングでユーザーのデータを蓄積してからだと導入はスムーズになります。
あとホームページの内容をAIが解析・学習して広告の内容を施策するので、ホームページがAIに誤解されないように整頓しておく必要もあります。
さらに広告の検索ワードの内容等が細かく調整できず「除外」しかできないので、全体の成果の見えづらさがあり、専門的に広告をチューニングしてきた人には逆に扱いにくいかもしれませんが、社内のリソースでGoogle広告を回していこうと考えているのであれば、AIの学習データを育てていく価値は充分にあります。
導入するには元々のリスティング広告での蓄積データとサービス内容が整頓されたホームページが不可欠なので、段階的に整えていきたいですね。
向いてる業種・向いてない業種
向いている業種:ネット通販(EC系)やスクール、健康・美容などの予約型サービス。比較的単価が低くて決断までが短い商材
向いていない業種:BtoB(検討期間が長く、細かい情報設計が必要)ブランディング重視の案件、クリエイティブの細かいコントロールが必要な商品。
3. Instagram広告は飽和したけど超健在です

metaのAIは相変わらず賢いですね、ちゃんと狙ったターゲットに広告を当てに行ってくれています。フォロワーを自力でちゃん集めたアカウントには広告ターゲット自動も超有効です。ただZ世代を中心にinstagram・yotube・TikTokの使用時間もバラついてきていたり、他にも新しいSNSはどんどん登場してくるので、全てのSNSに投稿・広告・検証・施策をするのはシンプルにリソースが不足しがちになるかと思います。
ですが、企業やサービスのSNSがホームページ以上にブランドの魅力を伝えてくれるのは確かですし、何よりユーザーに発見してもらう、という役割は強まっていくばかりです。
認知広告としても有効で、特定の地域や性別・年齢に広告を当て続けることでGoogleでの「指名検索」が増えることも多いです。
認知広告としても有効で、特定の地域や性別・年齢に広告を当て続けることでGoogleでの「指名検索」が増えることも多いです。
撮影や編集なども含めて人手は必要になりますが、企業広報には絶対に必要不可欠な業務になるので、運用する方法を検討して続けるべきかと思います。
SNSを続ける心構えとメリット
どのSNSの運用でも共通して言えることは「売る場」ではなく、「好きになってもらう場」として考えること。そうする事で運用するスタッフも楽しめるかと思います。
Instagram広告は“SNS”ですが、実態はかなりディスプレイ広告寄りですので、自分たちの提供しているサービスや事業が、どんな写真とコピーの組み合わせの時に訴求力が高いのか手軽に測ることができます。
投稿した写真やコピーに「いいね」がつくか日々感じることで、今後の他のSNSやP-maxなどのディプレイ広告を利用する際の指針になると思います。
Instagram広告は“SNS”ですが、実態はかなりディスプレイ広告寄りですので、自分たちの提供しているサービスや事業が、どんな写真とコピーの組み合わせの時に訴求力が高いのか手軽に測ることができます。
投稿した写真やコピーに「いいね」がつくか日々感じることで、今後の他のSNSやP-maxなどのディプレイ広告を利用する際の指針になると思います。
【まとめ】Googleもmetaも、わかる範囲で使いましょう