たなか
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ホームページのリニューアル、まずは何から?プロがやってるチェック内容
ホームページのリニューアルを考える際、多くの方が「どんなデザインにしようか?」という自発的なイメージから始めるかもしれません。しかし、リニューアルで本当に成果を出したいのであれば、まず最初に取り組むべきは「調査」です。
この記事では、実際のリニューアル案件で私たちが行っている、リニューアルの流れをできるだけわかりやすくご紹介します。これからリニューアルを検討している方の参考になれば幸いです。
調査すべき7つのこと

① どんな検索語句でHP見にきてる?
② パソコンとスマホどっちが多い?
③人気のページはどれでしょう?
④ 検索で表示されるライバルは?
⑤今まで制約したのはどんなお客様?
⑥で、新しいホームページはどんな構成?
⑦見落としがちな通信面での確認項目
③人気のページはどれでしょう?
④ 検索で表示されるライバルは?
⑤今まで制約したのはどんなお客様?
⑥で、新しいホームページはどんな構成?
⑦見落としがちな通信面での確認項目
① どんな検索語句でHP見にきてる?
Googleサーチコンソールを使用して、どんな「検索語句」で訪問されているかを把握しましょう。
そうすることで自分のホームページは何を求めている人に見られているわかります。検索語句に対応できるページが無い場合は、リニューアル時に必ず追加するようにしましょう。
そうすることで自分のホームページは何を求めている人に見られているわかります。検索語句に対応できるページが無い場合は、リニューアル時に必ず追加するようにしましょう。
※補足
検索されたいワードが月に何回検索されているかをGoogleキーワードプランナーというツールで確認できます。予め調べておいて損はないでしょう。
検索されたいワードが月に何回検索されているかをGoogleキーワードプランナーというツールで確認できます。予め調べておいて損はないでしょう。
② パソコンとスマホどっちが多い?

Googleアナリティクスという解析ツールを使って、スマホとパソコンどちらのアクセスが多いか調査しましょう。
スマホのアクセスが多い場合:一般のお客様向けのサービスを提供しているサイトは90%以上がスマホでアクセスされますので、スマホ優先のデザインを検討しましょう。
パソコンでのアクセスが多い場合:平日の昼間にパソコンからの訪問が多い場合は仕事としてアクセスしていると考えられます。パソコンでの操作性を優先するように作成しましょう。
③人気のページはどれでしょう?
「ページとスクリーン」を見ればユーザーがどのページを見ているかわかります。閲覧数が多く長く見られているページは需要があるので、リニューアルで強調するなど検討しましょう。
※アクセス元の確認
「セッションの参照元 / メディア」では検索・リンク・SNS等のアクセス元を確認できます。リニューアルでリンクが切れるなどが無いように配慮しましょう。
※アクセス元の確認
「セッションの参照元 / メディア」では検索・リンク・SNS等のアクセス元を確認できます。リニューアルでリンクが切れるなどが無いように配慮しましょう。
④ 検索で表示されるライバルは?

【最重要】実際に自分が検索されたいワードで検索してみてください。普段使っているブラウザでは検索結果が自分専用にカスタムされるのでシークレットやゲストモードで検索しましょう。
検索結果に出てくるのは広告枠と自然検索に分かれています。それぞれのサイトをじっくり見て、「どんなサービスを、どんな言葉で、どんな見せ方で伝えているか?」をチェックしてください。競合企業のサービスや価格を調査し、差別化ポイントや優位・劣位を認識・把握しましょう。
そもそも競合サイトのサービスが自社より優れている(同じ商品で価格が安い)場合、ホームページをリニューアルしても効果は見込めません。サービス内容を再検討することから始めましょう。
⑤今まで制約したのはどんなお客様?

これまでホームページから受注があったのは「どんなお客様」でしょうか?
これまで制約につながった方をペルソナにしてもっとも刺さるデザインや写真やキャッチコピーを模索しましょう。
⑥で、新しいホームページはどんな構成?

これまでの調査結果をもとに必要なページ構成を考えましょう。
ページ名のリスト(サイトマップ)を作成し、不要なページは削除や統合。需要や人気があるのに埋没しているページはどう強調するか、ページ構成をリストにしていってください。
出来上がったリストのそれぞれのページ名にアクセスする端末やターゲットを加え、アクセスしやすいか?訴求力があるのか?と検証して下さい。
ページ名のリスト(サイトマップ)を作成し、不要なページは削除や統合。需要や人気があるのに埋没しているページはどう強調するか、ページ構成をリストにしていってください。
出来上がったリストのそれぞれのページ名にアクセスする端末やターゲットを加え、アクセスしやすいか?訴求力があるのか?と検証して下さい。
ここまで調査と検証が進んでいれば、あとは信頼できるWEBデザイナーにページリスト見せて見積もりを依頼してみてください。
サイトマップの例
◾️トップページ #見らる時間20秒程
(キャッチコピー/◯◯の写真/製品情報/お知らせ/アクセス)
(キャッチコピー/◯◯の写真/製品情報/お知らせ/アクセス)
◾️ 私たちについて #企業・PCが多い
(コンセプト/製品への想い/未来のビジョン)
◾️製品情報#一般・スマホ多い
(新着順に商品を掲載)
┗ ・カテゴリ一覧
┗ ・製品詳細#一般・スマホ多い
(◯◯の商品のアクセスが多いので上部に)
(◯◯の商品のアクセスが多いので上部に)
◾️会社概要
(挨拶・企業情報・アクセス・遠隔)
◾️お知らせ
┗ ・カテゴリ一覧
┗・ 記事詳細
(検索で◯◯の記事のアクセスが多い)
(検索で◯◯の記事のアクセスが多い)
◾️お問い合わせ
(名前/よみがな/メール/電話/問い合わせ内容)
※離脱が多いので別のアクションが必要
このように、ざっくりでも構いませんので、ページ構成や見る人やアクセスする端末などを記載しておくとWEBデザイナーと話す時にスムーズに意図が伝わると思います。
⑦見落としがちな通信面での確認項目
リニューアルで必要になる通信面での準備です。ちょっと専門的で難しいかもしれませんが以下3つは準備しておくようにしましょう。
◾️ドメインのログイン情報
◾️ドメインのログイン情報
HPをリニューアルしても同じURLでサイトを公開し続けることはできます。事前にドメインを管理しているレジストラ(お名前.comやさくらドメイン等)のログイン情報を確認しておいてください。ドメインの管理を制作会社に任せていた場合は権利を譲渡してもらえるので、「オースコード」という移管に必要なパスワードを聞いておくとスムーズです。
◾️サーバーのログイン情報
同じサーバーでリニューアルする場合でも、別のサーバーに移す場合でも、ログインできたほうがスムーズです。リニューアル後もメールはそのままのサーバーを使う方が業務に支障が小がないので、事前に確認しましょう。
◾️リダイレクトリスト
ドメインやURLが変わる場合でも、301リダイレクトを設定しておく事でページを自動的にリンクさせることができます。検索順位も引き継がれるので必ず301リダイレクトを設定するようにしましょう。
しめとまとめ
わたしたちズコーデザインが、ヒアリングから制作・運用までしっかりサポートいたします。