たなか
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10年ほどWEBデザイナーとディレクターやって

こんにちわ、コロナ自粛の期間後も継続している週一回(金)の自宅作業にも慣れてきて、というかスタッフと顔を合わせて作業しない日なので、逆に金曜日はミーティング等の外出日になりつつあり、テレワークとはなんだと思う田中です。
 
初めてデザインでお給料をもらい始めた20代中盤~後半頃は、ネットや街で見かけたおしゃれな雰囲気の広告物に漠然とした憧れをもって依頼された制作物を【それっぽく】見せる事が楽しくて仕方なかった気もします。今も街を散策して雰囲気の良い印刷物を集めて回ったりしてますし、既視感は大切な要素だと思っていますが、今は【それっぽく】だけじゃ全然だめだと思えるようになっております。
 
ホームページ制作会社として起業して数年、ホームページ制作だけでなくコンサル的なお仕事がいつの間にか増え、専門はグラフィック等のビジュアルデザインです。と名乗りたかった僕としては、嬉しいような困ったような気持ちを抱えつつ尽力しておりました。ですが、ホームページや印刷物・広告を作成させて頂く以上は「お客様の売上げ向上」が目的にないと、ただデザインっぽい作業をしたいだけになってしまいます。それは成りたいものとは違うなぁ、、と思い、その都度のご依頼に尽力し続けてきました。
 
自分が設計・制作して運用開始したホームページが、実際に訪問者が増えたり注文があったり、さらに数年間の運用期間を経て仕上がっていき、他のサービスも追加したり、別サイトに派生したり、、というような事例に経営者目線でも関わらせて頂くと、注文や問合わせが増えてサービスが広がっていった後の業務フローまでしっかり考えてデザインしないと、ホームページを作って広告を出し、チラシも作って配布して、注文は増えたけど望んだ収益の上げ方とは違ってしまう事もありえます。※多くの場合は事前に収益の上げ方がしっかりイメージ出来ていて反響さえあれば形になっていくのですが。
 
 
そういった経験や事例に立ち会わせて頂いて、一つ一つのクライアントの売上向上や業務フローに深く関わって10年近く働き続けると、いつの間にかWEBデザイナーの仕事はコンサル的な要素も含めて考えざるを得なくなっていくのかもしれません。ついでに腰痛と猫背と近眼と額の広がりは進行していくばかりです。
 
クライアント以上にそのビジネスが辿る道筋を予想し、類似事例を調査して必要な制作物や広告物の提案を、もちろんクライアントの意向も尊重して進めていきます。そうなるとただ雰囲気のいいビジュアルの制作物を作るだけのデザイナーではいられなくなっていきます。
 
これはおそらくディレクター兼デザイナーみたいなポジションで40歳前後まで働いた人が当然のように辿る事なように思いますが、同年代のWEBデザイナーの皆様はいかがでしょうか?
 
特に僕は広告代理店経由のお仕事やランディングページやLPよりも、コーポレートサイトやお店やサービスのサイトで、クライアントさんと直接コミュニケーションを取りつつ仕事しているので余計にそうなのかもしれませんが。
 
 
そろそろオンラインではない同業種飲み会とかもしたいところですが、禍は未だ終わりそうもありませんね。引き続き頑張りましょう。
 
※写真はコンバットカールです、GIジョーではありません。どちらにせよ内容とは無関係です。

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