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iphone(ケータイ)での商品撮影のコツ

さきんこ
iphone(ケータイ)での商品撮影のコツ(撮影編)
こんにちは!カメラのアサヤマです。

今日はリクエストがあったので、ミニ講座をお届けします。

事情があって商品写真を自分で撮らなければならなくなった、
撮影機材もなく、携帯やオートのカメラを使っての小物商品撮影をしなければならない!
という場合の、応急処置的なコツをお伝えします。
 
写真は売り上げを左右するので、限られた条件の中でもなるべくキレイに撮れるように、最低限ここを押さえて!というポイントをお伝えします。

 
★押さえるポイント
 
⑴明るさ(白飛びしない、安っぽく見えない範囲で明るい写真を目指しましょう、オートだと暗く写りがちですが、撮影後に明るく画像編集すれば大分印象が変わります。)
 
⑵色味(外だと自然な色が出やすいですが、室内はオートだと赤くなったり青くなったりしやすいです。多少なら後で色補正できます。)
 
⑶背景(スッキリ、余計なものは写り込ませない。白い大きめの布や紙があると便利。)
 
⑷なるべく歪ませない。(商品にカメラで近づきすぎると歪みます)
 
⑸撮る角度(一番見せたい部分がしっかり写るカメラの高さ、角度からで。)


撮る前にまず…
【携帯(ここではiphone)の設定】
(Androidはわかりません、ごめんなさい!ここではiphone8を使用して説明しています。)

・フラッシュ、HDR (機能がある場合)はOFFに。

※HDR(ハイダイナミックレンジ)という機能が付いている場合、初期設定でONになっているかもしれません。
写真の中の明るいところと暗いところの差が大きい場合に、
どっちかが白飛びしたり黒潰れしたりするのが普通なんですが、そうならないように、自動でそれぞれのちょうど良い明るさ同士を残して合成してくれる機能です。
(知らぬ間に合成までしてくれているとは、iphoneすごいですね…)

普段の記念写真では良い感じにしてくれますが、余計なことをしてくれる時もあり、
商品撮影では思うようにコントロール出来ないのでOFFにします。

 

カメラを起動して、フラッシュの雷マークとかの横に「HDR」という項目があればそこをタップしオフにします。
または、iphoneの設定から、カメラの設定に入るとあります。

・撮るものが横長、縦長の商品でなければ、最初からスクエアにしておくと
余計なものが入りにくく撮りやすいかもしれません。
スクエアで撮らなくても、もちろん後でトリミング出来ます。
 

 
【実際に撮ってみる】
 
※晴れた日や明るい曇りの日がベスト
携帯などで撮る場合、太陽の自然光を使って撮るのが一番綺麗に撮れます。
特に、お店で良く使われているオレンジっぽい温かみのある色の照明下ではキレイに撮るのは難しいです。どよんと赤暗く、のっぺりしがちです。
 
昼間に部屋の照明を消して窓辺で撮るか、窓が小さく部屋が暗い場合は思い切って外に机を出して撮影した方が撮りやすいです。
 
 
・小皿を撮ってみます。
・窓の近くに机を用意します。窓にレースカーテン(模様無し)がかかっている場合は、
そのままの方が光が柔らかく部屋に周り、良い感じに役立つことが多いので使います

・背景は写したくないものが写り込んでくる環境の場合が多いと思うので、白い大きめの布や紙があると便利です。
 
今回はちょうどその辺にあったA3のスケッチブックを背景に使用しました。
A4コピー用紙だと小さかったです。
 


商品の下に敷き、後ろは起こします。壁があるなら壁にテープなどで貼り、今回はスタンドミラーがその辺にあったので後ろに立てました。
 
・光の向きを確認
基本的にはメインの光(窓からの光)が斜め後ろから商品に当たるようにセットしてください。
前から光をあてるよりも、ちょっと一工夫いりますが最終的に雰囲気、高級感が出ます。
 
平たいものだと大丈夫かと思いますが、高さのあるものを撮っていて、
窓の反対側が暗く落ちすぎてしまう場合は、白い板や紙(コピー用紙で可。自立するものに貼り付けると便利。)を置き、太陽光を反射させることで少し明るくすることができます。
レフ板というやつです。
写真ではスケッチブックをそのまま使っています。

↓こんな感じ



レフ板(スケッチブック)なし(左)と あり(右)です。
もっと反射が欲しいと思った場合はアルミホイルや鏡を使ってみてください。
 
 
・商品撮りはなるべく歪ませないように撮ります。レンズを商品に近づけるほど歪むので注意。

商品からカメラを離してズームすれば、歪みを取れますが、
携帯やコンパクトデジカメなどはズームするほど画質は低下してザラザラになり、
またブレやすくもなるので気をつけて下さい。
今回の例は、ズームしなくてもいけそうだったのでそのまま撮っています。

もし、レンズを近づけないと余計なものが写り込んだり、商品が小さく感じる……でも寄ると歪む!の狭間で身動きが取れなくなった場合は、少し離して小さめに撮っておいて、後でトリミングするのもアリです。

ズームする場合は画質を気にしつつほどほどにちょっとだけ。
商品とレンズの距離も歪みを気にしつつ、近づいたり離れたりして落とし所を見つけてください。
 
 
・そして、一番見せたい部分はどこかを頭に置きながら、
カメラをどの高さ(角度)から撮るか、「真上」「斜め」「低めローアングル」それぞれ試してみてください。それぞれ印象が変わります。
今回の場合は、1枚だけ使うなら「斜め上」からのカットが一番わかりやすいですね。
他の2枚は補足イメージとして使えます。

 
ローアングルを撮るときに机が邪魔でこれ以上カメラ位置を下げれないという場合、携帯ならカメラが携帯の上の方についているので、上下をひっくり返して撮ると良いです。


色々試してみてください。ご質問もお気軽にどうぞ!
それでは!